川又〜雁坂峠〜甲武信岳〜荒川源流点

 
第1日目 (2005.11.3)
    三峰口〜(バス)〜川又〜豆焼橋〜黒岩尾根〜雁坂峠・雁坂小屋(泊)
 第2日目 (2005.11.4)
    雁坂小屋〜雁坂峠〜雁坂嶺〜破風山〜甲武信小屋(泊)
 第3日目 (2005.11.5)
    甲武信小屋〜甲武信岳〜荒川源流点〜木賊山〜西沢渓谷〜(バス)〜塩山

今年は暖かく紅葉が遅れているという情報もあり、紅葉狩りを兼ねた荒川源流探訪の旅は11月3,4,5日で実行することにした。
荒川の源流点は甲武信(こぶし)岳直下にある。甲武信岳は秩父側からはアプローチが長く、通常は塩山または信州側から登るのことが多いのだが、荒川源流探訪の旅としては当然秩父側から登ることになる。探訪コースとしては荒川本流といわれる入川渓谷、真の沢沿いの道を行きたいのだが、このコースは途中の避難小屋に1泊する覚悟が必要なので今回はあきらめ、本流からは離れるが雁坂峠越えの道を行くことにする。前回、川又まで歩いているので、今回は川又までバスで行き、そこから歩き始めることになる。

第1日目  川又〜豆焼橋〜黒岩尾根〜雁坂峠・雁坂小屋(泊)

池袋6:50発の西武特急に乗り、秩父鉄道、バスを乗り継いで川又に到着したのは10:30。バスの接続が悪く、どうしても到着はこの時間になってしまう。この時間から歩き始めると雁坂峠頂上にある小屋に着くのは暗くなってしまうかもしれない。川又バス停の近くに「扇屋山荘」という旅館がある。時間的に無理だったら今日はここに泊まってもいいなと思って店に立ち寄ったところ、ちょうど山荘の兄さんが出てきた。事情を話すと「今からなら十分登れますよ。途中まで車で送りましょう」といってくれた。ラッキー!。渡りに舟、とばかりにお願いすることにした。ここから約5Km先の豆焼橋までは車で行くことができる。ここからが雁坂峠黒岩尾根コースの登山口となっている。

山荘から10分もしないうちに豆焼橋に着いた。国道はここから先は雁坂トンネルに入る。トンネルができる前はここから雁坂峠に向かう林道がのびており、これが国道だった。
豆焼橋から眺める紅葉はすばらしかった。まさに全山紅葉といった感じである。山荘の兄さんも、ちょっと見ないうちにきれいになりましたね、とビックリしていた。このところの冷えこみで一気に色づいたらしい。グッドタイミングだ。

トンネルの左側に林道がのびている。トンネルが開通するまでは、この道が国道だった。通常は鎖がかけてあり、通れないようになっているが、登山者などが入れるようにすぐに外れるようになっている。この先、車も通れるのだが車で通り過ぎてしまうのは惜しいので、ここから歩くことにした。山荘の兄さんに丁重にお礼を言って歩き始める。紅葉の続く静かな道を30分くらい歩くと、林道の終点となる。ここは駐車場となっており10台以上駐車できるスペースがある。この辺の紅葉もすばらしい。
駐車場の脇から登山道が始まる。ここから雁坂峠頂上にある雁坂小屋まで6.7Km、豆焼橋からここまでは1.5Kmなので今日の歩行距離は8.2Kmである。登山道入口の標識が立っているが、道には落ち葉が積もり、はっきり道とは分からないほどだ。この道は、最近あまり歩かれていないような感じだ。しかし、かつて国土地理院発行の地図にはこの登山道が国道140号線と表示されていたという、うそのような話がある。現在は通る人は少ないが、さすがに道標などの設備はしっかりと整備されている。

落ち葉の散り敷く道を1時間くらい登ると、「あせみ峠」に出る。展望はないがベンチが置いてあり、ちょうどよいのでここで昼食にする。12:20だった。ここまで、まったく人には出会わなかった。
奥秩父の良さは、森林美と渓谷美にあるといわれている。この辺りにはブナなどの原生林が広がり、苔むした岩石や倒木がゴロゴロしている。いかにも奥秩父の山らしい幽玄な感じのする光景だ。

比較的緩やかな登りが続き、快調なペースで進む。しかし、山道では何が起きるか分からない。落ち葉の積もった道で左足がスリップし、ひねった右足の上にしりもちをつくような形で、そのままズルズルと笹の斜面をすべり落ちてしまった。笹をつかんですぐに登山道に戻ったが、右足に痛みが走る。どうやら捻挫したようだ。
今回の登山は単独行である。これまで宿泊を伴う本格的な登山はいつも複数であった。よりによって一人の時にこんなことがおきるなんてと思いながらも、このくらいですんで良かったとも思った。この山道はほとんど人が通らないのだ。痛い足を引きずるようにして先に進む。しばらく行くと険しい場所に鎖つきの桟道が見えてきた。ガイドブックによるとこのような桟道がこの先にも何箇所かあるようだ。ここは鎖をしっかりとつかみ、ソロリソロリと慎重に登った。

山道は次第に険しくなるが、危険な場所には桟道が設けられているので、鎖につかまり慎重に進む。全部で5箇所くらいあっただろうか。最後の桟道を越えてしばらくするとようやく山小屋の設備らしいものが見えてきた。近づいてよく見ると山小屋の便所のようだ。道はその中を通っている。かつての国道は、実は便所の中を通る「便所国道」だ!というレポートをどこかのHPで読んでいたので、ああこれがそうかと思った。そのすぐ先に本日の宿泊場所、雁坂小屋が見える。小屋に到着したのは16:10だった。足は痛いし、寒いし小屋に着いた時には本当にほっとした。

宿泊手続きをしている間に外はもう薄暗くなり始めた。とにかく寒いので、すぐに下着を替え厚着をする。小屋の中にはストーブがあり、お湯が煮立っている。私は持ってきたジャックダニエルのミニボトルをあけ、お湯割で飲んだ。これは体の芯から温まる。小屋には先客が一人いた。中年の男性で、一人で奥秩父をよく歩いているという。この方にもウィスキーをすすめ、話が弾んだ。寒い時にはウィスキーのお湯割りが一番だ。
18時過ぎに新たに3人の客が到着した。外はもう真っ暗である。熟年3人の男性グループで、今日は十文字小屋から甲武信岳を越えてここまで来たという。かなりの健脚だ。特に破風山の登り下りが大変だったという。明日、私はこの山を越えなければならない。
夜中に起きて例の便所に行った。星がキラキラ輝いている。下の方でカサカサいう音と、何かが動いた様な気がした。一瞬クマでも出たかと思ったが、翌日聞いてみたらシカだったようだ。この辺にはシカがよく出るのだという。

第2日目  雁坂小屋〜雁坂峠〜雁坂嶺〜破風山〜甲武信小屋(泊)

翌朝は5時に起きた。外はまだ真っ暗である。懐中電灯をつけて外に出たが、かなり寒い。バケツの水がガチガチに凍っている。歩くと昨日よりも足が痛い。右の足首がパンパンに腫れている。熟年グループの方が見かねて湿布薬とテーピングの手当てをしてくれた。恥ずかしながら、私は単独行なのにこれらの薬品類の用意をしていなかったのだ(反省!)。テーピングの仕方も教えてもらった。これでずいぶん楽になった。ありがとうございました
5:40には朝食となり、小屋の管理人さんの山の話を聞きながら皆で談笑する。聞けば管理人さんは70歳をすぎているという。いまだに一人で山小屋を切り盛りし、オフにはほかの山にもよく出かけるという。やや耳が遠いが、これは昔、雷にやられたのだといっていた。
朝食が終わり外に出ると、ようやく日が出てきた。日の出は6:10頃だった。小屋の周辺は朝日を浴びて燃え立つようだ。

私は、6:30に山小屋を出発した。3人組はすでに出発し、残りの一人は今日はのんびりと秩父側に下るということでゆっくりしている。登り始めは足が痛かったが、歩いているうちにあまり痛みを感じなくなってきた。30分ほど登って7時頃に雁坂峠頂上に着いた。峠に立って甲州側を望むと明るい草原が続き、秩父側とは明らかに様相が違う。ここにはいろいろな道標や大きな説明板などが立っている。少々長くなるが、説明内容を記しておこう。
「雁坂峠(2082m)は、三伏峠(南アルプス2580m)、針ノ木峠(北アルプス2541m)とともに日本三大峠のひとつといわれる。その歴史は古く、日本書紀に日本武尊が蝦夷平定のためにこの峠道を利用したと記されていることから、日本最古の峠道といわれている。・・・また、武田信玄の軍用道路の一つとしても知られている。さらに、秩父往還といわれたこの道は、甲州側から秩父観音霊場巡拝の道として、また、江戸時代から大正までは、秩父の繭(まゆ)を塩山の繭取引所に運ぶ交易の道として利用されてきた。一般国道140号線となった現在は、奥秩父を目指す山道として登山者に愛されている。・・・」 なお、雁坂トンネルの開通により、国道の指定は解除されたと思われる。

しばし休憩した後、雁坂嶺に向かって尾根道を歩き始める。雁坂峠頂上から尾根道を少し行ったところからの富士山はすばらしかった。すそを広げた富士山の全貌を望むことができる。今日は快晴で、このあと一日中このような富士山を望むことができた。雁坂嶺までは比較的ゆるい登りで、ゆっくりペースで約1時間で到着した。頂上付近は樹に覆われて展望はあまりよくない。雁坂嶺(2289m)頂上標識前で一人で記念写真を撮った。

雁坂峠(2082m)頂上の様子
左側が甲州側。右側の秩父側に比べると明るい草原が続き、秩父側の樹林帯とは明らかに様相が異なる。まっすぐに行く道は、雁坂嶺に向かう尾根道である。峠の頂上には各種道標や大きな説明板などが立っている
また、テーブルやベンチも置いてあり休憩に便利だ

雁坂嶺から道は下りになり、下りきるとまたかなり急な登りになる。樹間のきびしい登りは東破風山頂上の直前まで続き、いきなり頂上の標識が現れてビックリする。標高2260mの山頂は狭いがザックを下ろして休憩する。雁坂嶺から約1時間半、9:50に到着した。

東破風山から破風山(西破風山)までの間の尾根道は岩が露出している部分が多い。段差の大きい岩が重なり合い、これを越えるのが大変である。登りはまだよいのだが、下りでドスンと着地すると飛び上がるように痛い。左足でかばいながらゆっくりと降りなければならない。地図上でわずか800m足らずの区間を越えるのに約1時間を要している。この露岩帯からの富士山の眺めもすばらしかった。眼下に広瀬湖が広がり、中ほどに大菩薩蓮嶺を配し、ひときわ高く富士山がそびえ立っている。ようやくのことで破風山(2318m)頂上に着いたのはちょうど11時頃だった。

頂上を過ぎて少し行くと視界が開ける。目の前にどっしりとした木賊(とくさ)山、その後ろのとがったピークが甲武信岳だ。ここからはかなり急な下りが続き、下りきったところが笹平である。この道も露岩が多く、下りに苦労した。右足を静かに着地させるため通常の倍以上の時間がかかる。笹平に着いたのは12:20だった。頂上からここまで下るのに1時間以上かかっている。笹平には避難小屋が建っており、テーブルとベンチがある。時間もちょうどよいのでここで昼食にした。。

笹平で30分くらい休憩して木賊山への登りにかかる。ここからはこれまでと違い、樹間の比較的緩やかな登りとなる。1時間くらい登ったところで道は二手に分かれる。まっすぐ行くと木賊山のピークに達し、右に行くとピークを巻いて甲武信小屋に至る。木賊山は明日帰路に登るので、今日は巻き道を行くことにする。

巻き道を30分くらい歩いて、ようやく甲武信小屋に到着した。14:50だった。雁坂小屋から甲武信小屋まで、標準コースタイムでは4時間50分となっているが、私は8時間強かかっている。やはり、破風山の上り下りに相当時間がかかった結果だ。当初の予定では、今日のうちに荒川の源流点を訪ね、甲武信岳にも登るつもりだったのだが、足は痛いし時間も微妙なので今日はこのまま小屋でのんびり過ごすことにした。
小屋は、甲武信岳直下の林に囲まれた中にある。小屋の裏手の斜面に「荒川水源の碑」が建っている。確かにこの辺に降った雨はすべて荒川に注ぎ込むのだろう。しかし、この地点で源流の水が湧き出しているわけではない。荒川の源流点はここから20分くらい下ったところにある。
甲武信小屋は奥秩父縦走コースの中心に位置している。甲州側から来ても信州側から来てもちょうど1泊するのによい位置なのだ。したがって宿泊客も大変多い。私が到着した時、すでに14,5人はいただろう。17:30には夕食。夕食が終わってから奥秩父紹介のビデオの放映があった。このときには、宿泊客は全部で30人くらいはいただろう。昨日とは大違いだ。

第3日目 甲武信小屋〜甲武信岳〜荒川源流点〜木賊(とくさ)山〜西沢渓谷〜(バス)〜塩山

日は5:30に起床し、6:00頃朝食となった。朝食後、足のテーピングを取り替える。昨日よりは少しよくなっているようだ。6:30に山小屋を出発し甲武信岳に向かう。小屋からはピストンできるので、カメラだけを持った空身である。甲武信岳(2475m)頂上には6:55に着いた。頂上は360度のパノラマ風景が広がっている。重なり合う奥秩父の山々、遠くには富士山の端麗な姿も望める。今日も快晴である。

甲武信岳頂上の眺望を堪能した後、もと来た道を引き返す。一旦小屋に戻り、空のペットボトルを2本ショルダーバッグに入れて荒川源流点に向かう。小屋の近くに「水源の碑」への案内標識が立っているのだが、すぐ先がテント場になっており道が分かりにくくなる。テント場の端に沿って少し行くとはっきりとした道が見えてくる。この道は一本道で、源流点まで続いている。落葉樹と苔に覆われた林の中をジグザグに下ってゆく。静かである。やがてかすかな水音が聞こえてきた。下るにつれて水音も次第に大きくなり、私の鼓動も高まった。とうとう長かった荒川の旅の最終地点が近づいているのだ。少し先で木々の間から源流点の石標らしいものが見えた。

急なジグザグ道を下ってゆくと、「荒川源流点」の石標が建っている場所に着いた。ここが荒川の源流点だ。ここから海まで173Kmの水の旅が始まるのだ。石標の近くの苔むした岩の間から清冽な水が流れ出している。私は手で掬って一口飲んだ。冷たくておいしい水だ。早速、持ってきた2本のペットボトルを取り出し水を詰めた。本当の水の湧き出し口は50mくらい上流にあるらしいが、ロープが張ってあってそこまでは近づけない。その付近は倒木が折り重なっていて危険だし、周辺を踏み荒らされないための措置だろう。

源流点に15分くらい滞在し、もと来た道を引き返す。小屋に戻ったのは8:30だった。源流点までの往復に約1時間かかっている。小屋に預けてあったザックを担ぎ、まずは木賊(とくさ)山に向かう。今日はこれから木賊山に登った後、戸渡尾根を一気に西沢渓谷まで下り、そこからバスで塩山に出る予定である。
小屋から木賊山頂上までは30分くらいの樹間の登りである。頂上は木々に覆われ、展望はない。しかし、ここには一等三角点がある。一等三角点は主要な高山の山頂に置かれ、地図測量の一次基準点になる重要なものである。

頂上から少し行くと破風山方面と戸渡尾根への分岐点がある。これを右に曲がり、戸渡尾根コースに入る。しばらくすると露岩帯に出る。ここからの眺めはすばらしい。富士山はここが見納めで、これから先は樹林帯が続く。奥秩父の尾根道にはシャクナゲの木が多い。これまでにもたくさんあったが、この道にも多い。花の咲く時期にもう一度来てみたいものだ。

木賊山から西沢渓谷まで一気に下ってしまうので、かなりの急坂の連続である。段差の大きい道が多いので、私はゆっくりと時間をかけて下った。2時間ほどで徳チャン新道とヌク沢への分岐に着く。少し休憩し徳チャン新道を下る。途中のカラマツ林の紅葉はすばらしかった。カラマツの落葉が降ってくる快適な道を歩く。西沢山荘に着いたのは13:50だった。この辺は西沢渓谷の遊歩道になっており、ハイキング、観光客が大変多い。私も当初の予定ではハイキングコースを一回りするつもりだったのだが、今回は足の故障で時間的に無理だ。ちょうど紅葉が見ごろなだけに少々残念だが、そのままバス停に向かう。バス停に着いたのは14:20.ここでは客待ちのタクシーも多く、相乗りすればバスとほとんど同じ値段で早く塩山駅に出ることができる。

かくして荒川の旅は終わった。2003年9月に葛西公園の河口から歩き始め、2005年11月に甲武信岳の源流点まで到達した。長い期間をかけた分、荒川の四季折々の姿を見ることができた。コスモスの咲く時期に河口の葛西公園をスタートし、桜の時期に岩淵水門を歩き、4月には田島ヶ原のサクラソウを訪ねた。9月に鴻巣河原のコスモス公園を通り、長瀞を歩いたのはちょうど紅葉の時期。それから1年後、源流点に到達した時には、山は紅葉の真っ盛りだった。実は、私は荒川ウォーキングは今回で2度目である。はじめて歩いたのは1999年3月から7月までで、このときは歩くこと自体が楽しい時期で、毎週のように歩き続けた記憶がある。このときの経験から今回のような時期を選んだコース設定になったといえる。
河口から源流点まで歩きとおしてみて、荒川という川の一端が分かったような気がするが、まだまだ奥は深いのだろう。毎年行われている荒川クリーンエイドなど、川と人々とのつながりが強いのも荒川の特徴かもしれない。今後ともこの川について興味を持ち続けてゆきたいと思っている。

          荒川を歩く 完

登山道の様子
あまり歩かれた形跡がなく、降り積もった落ち葉がふわふわしている

雁坂峠登山道入口
落ち葉に埋もれて、道がはっきり分からないほどだ

奥秩父の原生林
ブナなどの原生林が広がり、苔むした岩石や倒木が幽玄さを感じさせる

あせみ峠
自分の持っている地図には載っていなかったが、休憩にちょうどよいので昼食にした。林道終点から1時間くらい

雁坂小屋
受付、食堂棟と宿泊棟が分かれている。写真は食堂棟のほう

登山道が便所の中を通っている!
かつての国道は、便所の中を通る「便所国道」だというレポートをどこかのHPで見ていたので、これがそうかと思った

朝日を浴びて燃え立つような小屋の周辺
昨日の宿泊客は5人。すべて中高年の男性だった

雁坂小屋から眺めるご来光
日の出は6:10頃だった。今日は快晴だ

甲武信岳頂上からの風景C(南)
南には富士山の端麗な姿が望める。中央右側のピークは乾徳山だろう

甲武信岳頂上からの風景B(東南)
東南方向には木賊山がどっしりと控えている。今日はこれからこの山に登り、その尾根伝いに西沢渓谷まで下る

荒川を歩く 13

豆焼橋
国道はここから雁坂トンネルに入る。左側に林道が分かれおり、ここから登山道が始まる

扇屋山荘
川又バス停近くにある店舗、食堂兼旅館。秩父側からの登山のベースとして便利な位置にある

山側に設けられた桟道
険しい山の斜面に鎖つきの桟道が設けられている。ここは鎖をしっかりとつかみ一歩一歩慎重に進んだ

スリップした付近の道の様子
まったくなんということのない道である。落ち葉に隠れていた浮石などを踏んだのではないかと思うがよく覚えていない

雁坂嶺(2289m)頂上にて
石の上にカメラを置いてセルフタイマーで撮影した

雁坂峠から眺めた富士山
今日は快晴で、このあと1日中このような富士山を望むことができた
富士山はどこから見てもすばらしい

東破風山(2260m)頂上付近
急な登りの果てにヒョイと頂上に出る。頂上は狭い

雁坂嶺から東破風山に向かう山道
木々の多い尾根道だが、途中、富士山のよく見える箇所が何箇所もある

破風山付近からの富士山の眺め
眼下に人口湖の広瀬湖、中ほどに連なるのは大菩薩連嶺。その上に富士山が高く聳えている

破風山(2318m)頂上
頂上は木々に覆われており、展望はよくない

東破風山〜破風山は露岩が多い。この場所からの富士山の眺めもすばらしかった(右写真

笹平避難小屋付近の様子
ベンチが置いてあり、ここで昼食とした。20分くらい下ると水場もあるようだ

破風山頂上付近からの眺め
下りきったところが笹平、前方の山が木賊山。右後方のとがったピークが甲武信岳

木賊山への登路と甲武信小屋への巻き道の
分岐点

笹平からしばらくは樹間の緩やかな登り道となる

荒川水源の碑
小屋の裏手の斜面に建っている。確かにこの辺が荒川の水源であることは分かるが、水が見えないと実感がわかない。源流点はここから20分くらい下ったところにある

甲武信小屋
奥秩父縦走コースの中心にあり、奥秩父ではもっとも繁盛している小屋だろう

甲武信岳頂上からの風景A(西南)
頂上から西南方向の風景である。左側から国師岳、朝日岳、金峰山と続く
甲武信岳(2475m)頂上からの風景@(北)
頂上からの見晴らしは大変よい。前方の山は三宝山(2483m)で、埼玉県の最高峰である。これを越えると十文字峠となる

源流点が見えた!
水音が次第に大きくなり、木々の間から源流点の石標が見えた

荒川源流点への道
小屋から源流点までは整備された一本道が続いている。この道は小屋から水場への道としてよく利用されているようだ

荒川源流点付近の様子
甲武信岳直下の本谷と呼ばれる一帯。荒川の源流はこの地点とされている

岩の間から流れ出す源流水
この水をペットボトルに詰めて持ち帰った

荒川源流点の石標
ここから海まで173Kmの基点となる

木賊山頂上の一等三角点
通常の三角点より基盤がしっかりしている。一等三角点は全国に330箇所ある

木賊(とくさ)山(2469m)頂上
頂上は広いが、木々に覆われ展望はない

シャクナゲの木が続く尾根道
奥秩父の山の尾根道にはシャクナゲの木が多い

戸渡尾根露岩帯からの眺め
破風山からの眺めと同様だが、富士山の見納めだ

西沢渓谷遊歩道入口付近
西沢渓谷は紅葉の真っ盛りだ。ここからすばらしいハイキングコースが始まるのだが、今回は残念ながらそのままバス停に向かう

カラマツの紅葉
西沢渓谷に近づくと、山道はカラマツ林の中を通る。カラマツの落葉がパラパラと降ってくる

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林道の終点
約30分で林道の終点に着く。ここは広い駐車場になっており、10台以上の車が駐車できる

林道沿いの紅葉
雁坂トンネルが開通する前はこの道が国道140号線だった。今は車も人もほとんど通らない静かな道だ

豆焼橋から眺めた紅葉A
下を流れるのは荒川の支流豆焼沢。上流側に国道が少し姿を見せている

豆焼橋から眺めた紅葉@
まさに全山紅葉といった感じで、すばらしい!の一語に尽きる