ロッジを7:30頃出発し、ガンドルンの広大な斜面につけられた道を歩く。見渡す限り段々畑が刻まれている。斜面の底には川が流れ、向こう側の広大な斜面にも段々畑が広がる。遥かに見える集落はランドルン、トルカの村だという。この河岸段丘は日本ではなかなか見られない壮大な規模のものだ。
第6日目(11月26日) ガンドルン〜キムチェ〜シャウリバザール〜ビレタンティ〜ナヤプル
今日はいよいよトレッキング最後の日である。今日の行程は距離は長いが下る一方なので、それほど大変ではない。山はほとんど見えない。途中はのどかな農村風景が多い。
キムチェのゲストハウスで小休止
これからもどんどん下る一方である。
光っている部分は水田だと思われるが、あの部分だけが水田なのだろうか。それにしてもネパールに来てからはじめて見た。
山地には珍しい水田があった
少し行ったところで、子供達が寄ってきた。学校の施設を整備するために寄付をしてほしいという。見ると台の上に英語と日本語で書かれた募金箱が置いてある。何がしかのお金を寄付すると、子供達が集まってくれた。バドリー君とナラヤン君も加わって記念撮影。そういえば,ナラヤン君はこの地方の出身でグルン族だといっていた。寄付したお金がどのように使われるのかは分からないが、この写真はよい記念になる。
バドリー君,ナラヤン君も加わって子供達と記念撮影
ここまでは結構急な下り道が続いたのでここで休憩する。ここから先は川に沿った比較的平坦な道となる。
シャウリバザールで休憩
水牛とわらボッチ
七頭の水牛が並んで干しわらを食べていた。何とものどかな農村風景。
働く水牛
水牛が働いているのをはじめて見た。この辺は畑が広く、農耕役として水牛の出番がある。
農作業をする人々
今の時期は農閑期で、あまり農作業をしている人を見かけなかったが、ここでは人々が集まってわらを束ねて積み上げる作業をしていた。この辺は畑地面積も広く、作業量も多いのだろう。
川沿いの道を行く
この川は、モディ・コーラ(Modi Khora)といい、アンナプルナの氷河から流れ出す川である。この川が深い河岸段丘を刻んでいる。
ようやくビレタンティ村に着いた
ビレタンティの村は細長く広い。村の入口に着いてからが結構長い。ようやく吊橋の近くの村の中心部に到着した。
ビレタンティ村の学校
ちょうど昼休みなのだろうか。ブルーの服を着た子供達が大勢出ていた。
往きに渡った吊橋を反対方向から渡る
ビレタンティの吊橋全景
ビレタンティ村の中心部を過ぎ、往きに渡った吊橋を今度は反対側から渡る。ようやく振り出しに戻ったわけだ。
吊橋を渡ったところで、しばし休憩する。この6日間のことが脳裏をかすめた.

 
ここから先は、ナヤプルまで急坂を一登りである。ナヤプルには13時頃到着した。

          ナヤプルの谷を下(お)りしは六日前
  
          ヒマールの神に無事を感謝す    (H.T)
小屋の中をのぞくとやはり水車小屋で、真中に大きな石臼がごろごろと音を立ててまわっていた。この石臼がどのような仕組みでまわっているのかはよく分からなかった。
水車小屋の内部
やがて、川の水を引いた導水路が見えてきた。その先には小さな小屋がある。水車小屋らしいが日本のような大きな水車は見えない。
水車小屋と導水路
ガンドルン村の段々畑風景(左)。川をはさんで対岸斜面にはランドルン、トルカの村が望める(右)
少し先でロバが段々畑に生えた草を食べていた。近くでは水牛ものんびりと草を食む。のどかな光景である。
ロバのお食事タイム
ゴレパニ以来見ることのできなかったロバの隊列をまた見ることができた。
橋を渡るロバの隊列