第2日目 ジュネーヴ〜シャモニー〜プレヴァン展望台(モンブランの眺望)〜ツェルマット
昨夜は、現地時間の21時頃ジュネーヴのホテルに到着し、22:30頃には就寝したのだがよく眠れなかった。5:30頃には小鳥の声で目がさめた。
8:30にはホテルの前からバスで出発。ジュネーヴという町はフランス国境のすぐ近くに位置しており、少し走るとフランスに入る。国境には自動車の検問所みたいな施設があるが、ちょっと止まっただけですぐに通過。モンブランの観光基地として有名なシャモニーの町はフランスにあるので、国境を越えてフランスに入るのだが、観光客はフリーパスである。フランスに入ると高速道路の表示板が緑から青に変った。
バスの車窓からだんだんと白い雪を戴いた山々が見えてきた。はじめてみるアルプスの山々だ。やがてバスはシャモニーの町に到着する。
バスの中で添乗員が「あれがエギーユ・ドゥ・ミディです」と案内してくれたが、ぴんとこなかった。本来はあの山のてっぺんまでロープウェイで登れるらしいのだが、たまたまそのロープウェイのワイヤーが一部破損したため、現在運休になっているという。回復まで1ヶ月くらいかかるということで、代わりにプレヴァン展望台にロープウェイで登ることになっている。このロープウェイは、途中までは6人乗りの小さなもので、途中で60人乗りの大きなものに乗り換えて展望台に達する。
展望台からの眺望はすばらしい。すぐにそれとわかる尖ったエギーユ・ドゥ・ミディ峰、その右に連なる丸いどっしりしたモンブラン。モンブランは4807mあり、ヨーロッパ・アルプスの中では最高峰である。モンブランからは、2本の大きな氷河が流れ下っている(左、ボソン氷河、右、タコナ氷河)。地球温暖化の影響か、いずれもだんだんと縮退している様子がわかる。ここから見たモンブラン方面の眺望は、なんとなく日本の北アルプスの穂高連峰を思い起こさせる。穂高に氷河はないが、決してひけは取らないと感じた。
エギーユ・ドゥ・ミディ展望台には登れなかったが、このプレヴァン展望台で十分に満足した。
展望台からはハイキングコースがいくつかあり、案内表示板が立っていた。ちなみに、スイスでは黄色い表示板は初心者向けコース、赤い表示板は中・上級者向けのコースだという。ロープウェイの乗り継ぎ駅までのコースは1時間30分となっていた。時間があれば歩きたいコースだ。
展望台からの眺望を堪能したあと、再びロープウェイで麓のシャモニーまで下りる。今日はここのレストランで昼食である。この町のレストラン、ホテルなどはみな洒落たつくりである。昼食は肉料理である。
昼食後は、またバスに乗りツェルマットに向かう。ところで、ツェルマットという町は、ガソリン車の乗り入れを一切認めていない。したがって、われわれ観光客も町の手前でバスを降り、電車に乗り換えなければならない。大きなトランクを電車に乗せかえるのはなかなか大変だが、きれいな空気、環境保護のために協力しよう。
テーシュ駅から15分ほど電車に乗るとツェルマット駅に到着する。この駅は、サンモリッツとツェルマットを結ぶ氷河特急の終着駅である。また、マッターホルン、ゴルナーグラート方面への登山電車の始発駅でもある。
マッターホルンを目指す人々は、必ずこの駅に降りたつ。この町のどこからでもマッターホルンや、周りの山々が見えるわけではない。駅から少し歩いた町のはずれの方角にようやく少し雲のかかったマッターホルンが見えた。写真などではよく見るが、はじめての実物マッターホルンである。
本日の宿泊ホテルは、少し坂を登ったところにある。ホテルの近くで、小学生くらいの女の子3人組がわれわれに話しかけてきた。「What is your name. How old are you.」などと、習ったばかりの英語のようである。スイスの人々は、ドイツ語、フランス語は誰でも話せるし、英語も特に観光地では必修なのだろう。
ホテルの前で話しかけてきた女の子3人組
町から見えるマッターホルン
テーシュ駅(バスから電車に乗り換える)
シャモニーのレストラン・ホテル(昼食をとった)
ハイキングコースの案内表示板
展望台からのハイキングコース
プレヴァン展望台からのモンブランの眺望。頭に雲がかかっているのがモンブラン。モンブランからは2本の大きな氷河が流れ下っている。
ロープウェイは途中で60人乗りの大きなものに乗り換える
ロープウェイから見たシャモニーの町
プレヴァン展望台へのロープウェイ乗り場付近からのモンブランの眺望
バスの車窓から見たエギーユ・ドゥ・ミディ峰