多摩川の左岸を通るのが青梅街道、右岸を通るのが吉野街道である。両街道とも車では何回も通ったことがあるが、歩くのは初めてである。今回は青梅駅から歩き始め、万年橋を渡り右岸の吉野街道を歩く。川歩きとしては、次の御岳渓谷までのつなぎと割り切って歩くしかない。前回紹介した大内さんは当然川に沿って(川の中を)歩いているが、素人には無理だ。
このコースは、青梅駅から万年橋を渡り多摩川右岸(吉野街道)を歩く。川は橋を渡るときに見えるくらいで、途中は全く見えない。今回は川というよりも、吉野梅郷と吉川英治記念館を訪ねるコースといったほうがよい。私が訪れたのはちょうど梅の見ごろの時期だった(1998.3.15)。
青梅駅〜万年橋〜吉野梅郷〜吉川英治記念館〜二俣尾駅 
 約7Km
車の通行量の多い吉野街道を約4Km近く歩き、神代橋に着いた。ここからは橋の下に下りることができ、川の水にふれることができる。下から見上げる神代橋の赤い橋げたもなかなか素敵で絵になった(あまりいい写真が残っていないが)。この日はちょうど青梅市梅祭が行われており、橋の上は歩行者天国で人が集まっていた。なお、この橋は青梅線の日向和田駅の近くで、この橋を渡って吉野梅公園に行くにはこの駅下車が便利である。
吉野街道に戻り、街道から脇に少し入ると青梅市梅の公園がある。吉野の梅はちょうど見ろで、白やピンクの梅の花がなだらかな斜面いっぱいに咲きほこっていた。吉野の梅は北向きの斜面が多いせいか他の地方よりも多少見頃が遅いようである。梅の香を満喫して梅郷を後にする。吉野街道を1.5kmくらい歩くと吉川英治記念館があるので立ち寄る。彼の使用していた書斎が、室内の道具などをそのままにして残されているのが興味深かった。吉野街道を少し歩くと右に曲がる道があり、これを曲がると奥多摩橋に出る。これを渡ってしばらく行くと青梅線の二俣尾駅に着く。(吉川英治記念館から約1.2Kmくらい)
多摩川を歩く10
万年橋から上流方向を望む
万年橋
青梅市梅祭風景(神代橋付近)
神代橋
吉川英治記念館
青梅市梅の公園(吉野梅郷)
このコースも見どころは橋からの川の眺めになってしまう。特に吉野街道側からは、橋のある場所以外からは川を見ることもできない。その代わり、梅の時期に行けば吉野街道沿いの青梅市梅の公園(吉野梅郷)は素晴らしい。ここは青梅線の日向和田駅からも近いのでお勧め観光スポットである。吉川英治記念館を組み合わせればお手軽な散歩コースとしてもちょうどよい。





コースの見どころ